鉄筋の荷取りと仮置き スラブ上の集中荷重を避ける
荷取りは「置き場所」より先に「載せていい条件」から決まる 鉄筋は単位面積あたりの重さが突出した資材です。同じ体積なら木材の何倍にもなり、束で降ろせば数百キロが畳一枚にも満たない範囲に集中します。コンクリートが硬化した床で …
荷取りは「置き場所」より先に「載せていい条件」から決まる 鉄筋は単位面積あたりの重さが突出した資材です。同じ体積なら木材の何倍にもなり、束で降ろせば数百キロが畳一枚にも満たない範囲に集中します。コンクリートが硬化した床で …
墨出しは「誰が出すか」より「鉄筋工が何を読むか」 墨出し自体は躯体業者や墨出し専門の業者が出すことが多いが、その墨を実際に使って鉄筋を建てるのは鉄筋工である。出された墨をそのまま信じて組んだ結果、型枠を建てる段になってか …
段差が生じるのはどこか スラブに段差が出るのは、だいたい決まった場所です。 バルコニー・ルーフバルコニーの下がり(室内床との水返し) 浴室・洗面・トイレなど水回りの下がり床 玄関土間、ポーチ、外部廊下 設備ピット、エレベ …
倒れ・ねじれ・芯ずれは「建て込んだ瞬間」には生まれていない 柱主筋がずれる原因の大半は、主筋を建てる前の段階で仕込まれています。工程をさかのぼって押さえておくと、どこで直せば効率がいいかが見えてきます。 発生工程 典型的 …
差し筋が倒れる・ずれる仕組みを先に押さえる 打継ぎ部の差し筋は、先行躯体のコンクリートに根元を埋め込んだ「片持ち」の状態で打設を迎えます。根元が動かなければ倒れませんが、現実には次の力が同時にかかります。 コンクリートの …
外観検査で見る項目と「どこを見るか」 ガス圧接部の外観検査は、圧接が終わって冷えた後、圧接器を外した状態で全数行うのが原則です。見る項目は大きく5つに整理できます。 項目 見方 主に疑う原因 ふくらみの形状(直径・長さ) …
写真が「根拠」になる条件 配筋写真は、撮っただけでは記録にならない。後から誰かが見て 「どこの、いつの、何の写真か」が写真1枚で判断できることが条件になる。これが欠けると、打設後に疑義が出たときに「たぶんこの部位」としか …
干渉は「現場で見つけた時点で手遅れ」になりやすい 鉄筋と設備の取り合いが厄介なのは、ぶつかっていることに気づくのが、たいてい配筋が進んだ後だからです。スラブなら鉄筋を敷き終わってから電気屋がボックスを持ち込み、基礎梁なら …
壁配筋は「どちらを外に置くか」を決めてから始まる ダブル配筋の壁で最初に確定させるべきは、縦筋と横筋の内外関係です。これが決まらないと、かぶり厚さの取り方も、幅止め筋の掛け方も、横筋の継手位置も決められません。 内外関係 …
ピット部の構成を先に押さえる エレベーターピットは、耐圧スラブが一段(機種によっては二段)落ち、その周囲を立上り壁が囲み、さらにその外周を基礎梁が回るという構成になることが多い部位です。さらに釜場(湧水・漏水の集水枡)が …