てつまぐとは?

建築図のキープランと施工計画書について 

近年は技能実習制度を活用して外国人技能実習生を受け入れる企業が非常に増えてきました。言葉や文化の違う人たちに対してリーダーシップを発揮することは非常に難しいことです。
経験年数が浅い外国人技能実習生に対して適切にコミュニケーションが取れなければ一人当たりの生産性が上がりません。結果として工事の粗利率が伸びにくい状況に陥ってしまいます。
キープランはこの問題を解消する非常に良い手段になります。わかりやすいキープランとは何かを理解することで実際の工事に役立てていきましょう。

キープランについて

キープランとは?

キープランとは図面の詳細図を指します。キープランの建築図面には必ず「KEY PLAN」と表記がされています。

画像のものは、構造図のキープランの例なので、凡例には「基礎記号」や「スラブ記号」「梁記号」の記号を明記した詳細図になります。各通りのどの位置にどの種類の梁や柱が設置されるのかを詳細に示したものがキープランです。

慣れないうちは、記号の意味がすぐ理解できないと思いますが、凡例をしっかり見て記号の意味を理解していきましょう。

構造図のキープランから施工計画書を作ろう

鉄筋工事業で使用する建築図面は、主に構造図を使用します。必然的に構造図のキープランを元請けの施工管理者から入手して施工計画書を作成することになります。施工計画書の種類は大きく分けて4種類です。基礎エース、ベース柱、梁、スラブの4種類です。各施工計画書に共通のポイントは誰が見てもわかりやすいことです。たとえ経験年数が1ヶ月の外国人実習生であっても施工計画書を見れば作業の手順を理解することができ、且つ自立して作業できることが理想的です。

施工計画書の例

基礎エースの施工計画書を書いてみよう

鉄筋工事で一番最初に必要になる施工計画書は基礎エース計画書です。ここでは基礎エースの施工計画書を例として説明していきます。
基礎エースが何かわからない方は、次の記事を参照にしてください。

【建築業界初心者必見】基礎エースってなに?実際の使用されている写真とともに解説!

基礎エースの施工に必要なものは以下の通りです。

基礎エース計画書に必要なもの
・カンザシ筋
・基礎エース本体
・ガスネイラー
・ラチェットレンチ
・(梁上筋の下端のレベル)

梁上筋の下端のレベルに関しては、元請け建設会社の管理の分野なので元請け建設会社が行います。元請け建設会社と共同でレベルを出していくこともあります。
カンザシ筋はどこで使うのか?基礎エースはどこに運べばいいのか?キープランにわかりやすく記入します。

運び終えた個所や施工を完了した箇所にはチェックを記入していきましょう。重複した箇所への運搬などの二度手間が省けて良いです。
基礎エースの種類が多い場合は、次の図のように図面に色分けしておくととても分かりやすいです。

ただ単に丁寧に書くことが良いことではありません。当然その現場に関係するメンバーのレベルに合わせて作成したほうがベターです。メンバー1人1人が完璧に図面を理解し、作業手順を把握していれば極論施工計画書は必要ないわけです。

まとめ

実際に人をコントロールすることは非常に難しいことです。特に経験の浅い外国人実習生をまとめあげることは容易ではありません。実際に施工するメンバーの経験や知識レベルに合わせてどのような施工計画書を作成すれば現場の効率が良くなるのかを考えながら作成していきましょう。

施工計画書作成のポイント

現場に係るメンバーのレベルに応じて詳細度を決めて作成する
外国人実習生が多くいるような場合は、色分けをしたりしてできるだけわかりやすくする工夫が必要

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です