Langchainを使用した場合と使用しない場合の比較

Langchainを使用したLCEL(chainの概念)が一般的になってきました。

結論として、LangChainを使用すると、使わない場合と比較して、コードが簡潔になり、メッセージの管理やモデルの切り替えが容易になります。

この記事では、Langchainを使用した場合とLangchainを使用しない場合で比較してみようと思います。

Langchain Tutorialはこちらから!

Langchainを使う場合と使わない場合でLangage modelを比べてみよう

まず、必要なライブラリをインストールします。

環境変数を指定するenvファイルは別に設定します。

Langchainを使わない場合のコード

LangChainを使用しない場合、OpenAI APIのリクエストを直接記述しなければならず、メッセージの管理や履歴の保存を自分で実装する必要があります。

そのため、コードの量が増え、管理が煩雑になりやすいです。

ロールはsystem, user, assistantを指定します。

contentはユーザーが入力したテキストです。

Langchainを使う場合のコード

続いて、Langchainを使う場合のコードを見ていきましょう。

LangChainでは、SystemMessage、HumanMessage、AIMessage の3種類のメッセージタイプを使用し、より自然に会話の流れを管理できます。

OutputParserを使って文字列で回答を得る

上記のコードで得られるのは、下記のようなdict型のものです。

通常、dict型で取得できるものを、出力のフォーマットを指定して取得することもできます。

StrOutputParser を利用することで、出力を文字列として簡単に取得し、後処理の負担を軽減できます。

OutputParserを使用したコード

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LangChainは、チャットボットの開発やFAQボット、カスタマーサポートの自動化に活用できます。

また、企業のナレッジベースをLLMと組み合わせ、ユーザーが簡単に情報を検索できるようにするドキュメント検索や要約機能にも適用できます。

さらに、AIによるデータ分析の前処理や結果の要約といった用途にも活用することが可能です。

さらに詳しい内容は、以下のUDEMY講座で学ぶことができますので、ぜひ参考にしてみてください!

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