横浜国立大学理工学部建築都市環境系学科卒
一級鉄筋技能士
補助金は、国の予算から(税金から)配布されるものです。
国の税金をありがたく使用できるわけなので、国が抱えている悩み/課題を解決する事業計画書を提出しなければ採択されません。
では、国が抱えている悩み/課題とはいったい何でしょうか?
ものづくり補助金の目的には、こう記載があります。
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「中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、 インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス の改善を行うための設備投資等を支援するものです。」 |
今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更とはつまり「増税」のことを指しています。
要は、「増税するけど、お金あげるからもっと効率よく商売してね!」といっているわけです。
なぜこのようなことをするのか?その大きな理由は少子高齢化です。
特に、建設業においては、就労人口の減少が深刻で、若年人材の確保と技術承継が問題視されています。
人口が減少し、さらに新型コロナウィルス感染症の影響で事業者が減ってしまうと、納税額も減少してしまうので国もこの問題に関しては非常に困っています。
設備投資にかける資金は補助してあげるから、その代わり事業を存続させてしっかり納税してね!といっているわけです。
国がこのような仕組みを用意している限り、補助金を最大限勝ち取って、今後に備えなければなりません。
この記事では、UDEMY講座「AI開発のナビゲーター資金調達編」にまとめた、ものづくり補助金を勝ち取る方法を説明します!
講座では実際に採択を勝ち取った事業計画書を参考に作成したChatGPTのプロンプトをダウンロードすることができます。
ぜひ、ご活用ください!
目次
準備
具体的にどうやってものづくり補助金の採択を勝ち取れば良いのか?
よくやりがちなのは、補助金獲得を謳うコンサルタントに外注することです。
資金に余裕がある大企業は、優秀な経営コンサルタントを雇うことができますが、我々中小企業はそんな余裕はありません。
コンサルタントは中小企業を相手にしては儲からないので、民間企業の優秀なコンサルタントはそもそも中小企業を相手にしてくれません。
親身に話を聞いてくれる中小企業向けのコンサルタントも確かにいるかもしれませんが、着手料と成果報酬で10%~20%のコストが発生してしまいます。
ものづくり補助金であれば、100万円~200万円のコストになります。
このコストさえ、無駄にしたくないというのが中小企業の本音のはずです。
中小企業白書を読み解こう
準備段階として、中小企業白書を読み解いていきましょう。
ものづくり補助金の運営は、中小企業庁及び独立行政法人中小企業基盤整備機構が行っています。
中小企業庁は、競争が激しい時代を乗り越えるためには事業内でどのような取り組みを行えばよいのかを分析・調査して報告書として毎年まとめてくれています。
この報告書が中小企業白書です。
まずは、運営者である中小企業庁の考えを理解することから始めていかなければなりません。
経営革新計画の承認を取ろう
経営革新計画とは、「中小企業が新事業活動に取り組み、経営の向上を図ることを目的として策定する中期的な経営計画書」のことなのですが、この認定を受けるとものづくり補助金の大きな加点になります。
ただ単に生産性が向上する機械を導入するだけではだめで、自社の強みを活かした新しいシステムや商品を開発する必要があるのですが、
Udemy講座では、この新事業活動をどう始めれば良いのかも解説しています。
金融機関との連携や商工会議所との連携
ものづくり補助金を勝ち取るには、金融機関との連携や商工会議所との連携が必須になります。
この記事をご覧になっている方、毎月金融機関に月次決算資料を提出していますか?
出来ていなければ、準備が不十分なので、AI開発のナビゲーター 資金調達編の受講を機に、準備できるようにしていきましょう。
現状把握・課題特定
準備ができたら、自社の現状を把握し、課題を特定するフェーズに入っていきます。
ここが一番難しいフェーズになります。
管理会計を徹底しよう
中小企業の場合、どんぶり勘定で「管理会計」ができている企業の方が珍しいんですね。
現在管理会計に取り組んでいない企業でも全く問題ありません。
どのように現在の事業のデータを取り、現在の事業の成績を詳細に説明する事ができれば、補助金獲得の大きなアドバンテージになります。
地道な努力を記載すれば、その文章に熱意や魂がこもり、外注したコンサルタントが書いたものは一味違うものになるでしょう。
中小企業庁の指示通りの事業戦略を策定しよう
現在の事業の事業戦略を説明する際も、「中小企業白書」が非常に役に立ちます。
経営に携わる仕事をしている方は、少なからず経営に関連した本を読んだことがある方が多いはずです。
「マネジメント」(ピーター・F・ドラッカー著)かもしれませんし、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎 夏海著)や「稲盛和夫の実学」(稲盛和夫著)かもしれません。
感銘を受けた本を参考に経営を進めることはとても良いことだと思います。
しかし、補助金の計画書を完成させるにあたり、読むべき本はほぼ1つに限定されます。
読むべき本というのはずばり「競争の戦略」(M・ポーター著)です。
実際に、中小企業庁は「競争の戦略」を参考にして中小企業の競争戦略の実態を把握しています。
Udemy講座では、「中小企業白書」の指示通りの事業戦略の策定方法をお伝えしていきます。
中小企業診断士が好む言葉を使用して文章を記載しよう
現状把握・課題特定のフェーズの最後に、努力の結晶であるこれらの内容を中小企業白書を熟読しているかのように中小企業診断士が好む言葉を使用して文章を記載していきます。
中小企業診断士が好む言葉とは例えば以下のような言葉です。
現状、目標、問題点、課題、課題解決策、選択と集中、キャッシュフロー、差別化、コストリーダーシップ、イノベーション、シナジー効果、ニッチ分野、ニーズ、変動費、固定費、付加価値額
これらの言葉を組み合わせるだけでも全く減点されない事業計画書が完成します。
資料作成 ChatGPTプロンプト
事業計画書の作成は、多くの中小企業にとって大きな負担となる作業です。
特に「ものづくり補助金」の申請には、精緻な計画書の提出が求められますが、これを短期間で完成させるのは至難の業です。
そこで、Udemy講座では実際に採択を勝ち取った事業計画書を元にしたChatGPTプロンプトを提供し、計画書作成の時間を大幅に短縮する方法を伝授しています。
もの補助用プロンプトを使用するメリット
補助金の文章を書いたことが無いかたこそ、ChatGPTを活用しましょう!
Udemy講座で提供しているもの補助プロンプトを使用して得られるメリットは次の通りです。
実績に基づく信頼性
本プロンプトは、実際にものづくり補助金で採択された事業計画書を元に設計されています。
成功実績に裏打ちされたテンプレートで、説得力のある計画書を作成できます。
効率的な時短ツール
ChatGPTが提供するプロンプトを利用すれば、複雑な構成や文章の精査にかかる時間を大幅に削減できます。
たった数クリックで計画書の骨子を完成させることが可能です。
初心者でも安心
補助金申請の経験が少ない方でも、プロンプトに沿ってChatGPTを活用することで、簡単に質の高い計画書を作成できます。
もうバカ高い補助金コンサルタントに外注する必要はありません!
本講座で提供する「もの補助用プロンプト」を活用すれば、事業計画書作成のストレスを解消し、補助金採択への可能性を大きく広げることができます。
時短と高品質を両立させた革新的な方法で、競争力のある企業を目指しましょう!
お問い合わせや詳細情報は、講座ページをご確認ください。