てつまぐとは?

尺貫法と和室 

wikiによれば日本でメートル法が正式に採用されたのは1966年だそうです。もっとさかのぼれば、ペリー来航(1853年)がおそらくメートル法が日本に初めてやってきたきっかけになったのでしょう。
現場の大工さんでも稀にいまだにメートルではなく「尺」の方がわかりやすいという方がいらっしゃいます。建築士の方だと尺貫法を熟知している方が非常に多いので「尺」を使って話をするとスムーズにいくこともあります。
「尺」という単位は日本特有の長さの単位です。なぜこのような「わかりにくそうな・・・」長さの単位が使用されていたのでしょうか?「尺」の由来を理解するととても分かりやすく、理解すると和室を見るのがなんだかとても楽しくなります。鉄筋工事には直接関係ないですが、知識として持っておきましょう。

メートル法(wikiより)

尺ってなに?

昔の大工さんたちは自分たちの手の大きさを使って寸法を測り、建物を建てていました。雑なような気がしますが、現場の人間特有の気風を感じますね。
大工さんたちは手を開いた時の親指の長さと中指の長さを1つの基準として、その2倍の長さを「尺」としました。メートル法では1尺=30.3cmになります。

尺とは?

1尺=30.3cm

1尺は、親指と中指の間の長さの2倍

畳の大きさも尺で決まっている

日本伝統の床材である畳の大きさも尺できまっています。建物(特に昔の部屋はすべて和室)の寸法が尺で決まっていたので、必然的に畳も尺で決まったのでしょう。
畳の大きさは「日本人が座って半畳、寝て1畳」の大きさです。タテ6尺ヨコ3尺に決められています。畳を2枚並べたときの面積を「坪」といいます。「坪」は今でも土地の広さを表すときに使いますね。ちなみに一戸建ての平均の坪面積は40坪です。住宅建物は約70tで、N値が5以下の場合は地盤改良工事が一般的に必要になります。

畳の大きさ

座って半畳寝て1畳
タテ6尺ヨコ3尺

尺貫法

このような尺を使った長さの単位を使うことを尺貫法といいます。いろいろな単位がありますが、この記事に限っては、重要なのは尺、間ぐらいです。これぐらいは記憶の片隅に置いておきましょう。

尺貫法

3尺=0.5間= 910( 909)
6尺= 1間=1820(1818)
9尺=1.5間=2730(2727)
12尺= 2間=3640(3636)

(数字)は厳密な数字。1尺=303mm

和室の寸法

和室の畳の敷き方は決まっています。床柱の芯-芯間の距離を6尺(1間)として畳を敷きこみます。

和室に設置させる神棚の寸法も厳密には尺をつかっています。棚板の奥行きは1尺2寸、幅は3尺6寸5分とし1年365日を表すものが厳密なものになります。昔の大工さんはこうやって縁起を担いでいたりしたのですね。

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