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建設業界なら知っておくべき国内ゼネコン一覧【国外に強いゼネコンも紹介】

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ゼネコンは英語のGeneral Contractor(ゼネラル・コントラクター)の略称であり、土木や建築の工事を請負、工事全体をとりまとめる企業のことを指します。

ゼネコンといっても売上高や会社規模によりいくつか分類されておりますので、建設業界に就職する方や興味のある方はどんなゼネコンがあるか、どんな風にグループ分けされているかチェックしましょう。

この記事では国内のゼネコンをご紹介していきます。

国内ゼネコン一覧

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会社名(スーパーゼネコン) 2019年度 売上高(連結)
鹿島建設 2兆107億円
清水建設 1兆6982億円
大成建設 1兆7513億円
竹中工務店 1兆3520億円
大林組 2兆730億円
会社名(準大手ゼネコン) 2019年度 売上高(連結)
長谷工コーポレーション 8460億円
五洋建設 5738億円
東急建設 3221億円
前田建設工業 4878億円
フジタ 5208億円
戸田建設 5186億円
三井住友建設 4724億円
西松建設 3916億円
安藤ハザマ 3781億円
熊谷組 4361億円
会社名(中堅ゼネコン) 2019年度 売上高(連結)
奥村組 2263兆億円
東亜建設工業 1902億円
錢高組 1329億円
淺沼組 1414億円
鉄建建設 1928億円
東洋建設 1748億円
飛島建設 1348億円
大豊建設 1628億円

※2020年3月期決算短信を参考に基づいて作成

上記の表は2019年度売上高(連携)ゼネコン一覧になります。2兆超えは鹿島建設と大林組の2社。スーパーゼネコンの分類とされる会社はどれも1兆円を超えた売上高です。

ゼネコンを分類する3つのグループ

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ゼネコンは以下のグループに分類されます。

  • スーパーゼネコン
  • 準大手ゼネコン
  • 中堅ゼネコン

ゼネコンの分類は明確な定義はありませんが、一般的に会社規模と売上高によって分類されています。それでは下記にて各ゼネコンの違いをお伝えしていきます。

スーパーゼネコン

スーパーゼネコンは建設会社の中でも非常に規模が大きく、売上高が1兆円以上ある会社を指します。また、建築の売上高比率も70%を超えるとされており、さらに創業年数も100年以上と歴史があります。

歴史が長いのは竹中工務店で1610年創業とされています。スーパーゼネコンは他の会社と比べて給与面など待遇が良い傾向にあり、派遣社員の受け入れも行なっています。

準大手ゼネコン

準大手ゼネコンは売上高が3000億円以上1兆円以下の会社のことを指し、スーパーゼネコンほどの規模はないものの、売上高を見ての通り、十分規模の大きい会社です。スーパーゼネコンと同様に有名な建築物にも携わっており、企業によって得意とする分野があります。

準大手ゼネコンは施工部門、設計部門、技術部門、研究開発など幅広い部門を展開し、各会社で独自の工法や技術を有しているのも特徴です。

中堅ゼネコン

中堅ゼネコンは売上高1500億円以上3000億円未満、従業員数1000人から2500人程度の会社を指します。スーパーゼネコンと準大手ゼネコンでは上場している会社がほとんどのところ、中堅ゼネコンは非上場の会社もあります。

上記で挙げたゼネコンと比べると差があるものの、業界シェアは十分にあり、建設需要に対して比較的に影響力があると考えられています。

知っておくべきゼネコン各会社の特徴

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スーパーゼネコンに分類されるのは下記の会社です。

  • 鹿島建設
  • 清水建設
  • 大成建設
  • 竹中工務店
  • 大林組

スーパーゼネコンの中でも鹿島建設と大林組は売上高(連携)2兆円を超えて上位に立つ会社です。その後に続いて大成建設、清水建設、竹中工務店の順になっています。

鹿島建設

1840年創業、1930年に株式会社鹿島組として設立されました。東証1部上場、名証1部上場しており、施工物件は国立新美術館やフジテレビ本社ビルなどがあります。土木工事の受注や施工などを請負、老朽化したダムの再生、山岳トンネルの施工なども手掛けます。

清水建設

1804年創業、1937年に株式会社清水組として設立されました。東証1部上場、名証1部上場しており、施工物件は横浜スタジアム、福岡空港国内線旅客ターミナルビルなどがあります。

大成建設

1837年創業、1917年に株式会社大倉土木組として設立されました。スーパーゼネコンの中で大成建設は非同族経営となっており、社員の意志が通りやすい社風を持っています。施工物件には明石海峡大橋、東京都第一庁舎などがあります。

竹中工務店

1610年創業、1909年に竹中工務店として設立されました。施工物件は東京ミッドタウン、東京タワーなどがあり、歴史も長い老舗のゼネコンと言えます。社会的課題の解決に積極的に活動し、地域環境への配慮、地域社会への貢献なども力を注いでいる会社です。

大林組

1892年創業、1918年に株式会社大林組を創立。売上高は2兆円を超えるゼネコンの中でも上位にいる会社です。施工物件は東京都スカイツリー、阪神甲子園球場などがあります。大林組は人材育成に力を入れており、研修制度、女性技術者が活躍できる環境づくりなどに取り組んでいます。

国外にも強いゼネコン4社

グローバルビジネスのイメージ画像

売上高を見ると大林組、鹿島建設が上位に来ていますが、準大手ゼネコンに位置する五洋建設は海洋土木に強く、シンガポールや台湾などで工事を受注しています。また、世界の売上げでは清水建設も同じ位置に来ています。

建設業は国内需要の低下から、海外進出に出遅れてしまい、現在では中国のゼネコンが席巻しているのが現状です。

また、2020年のオリンピック以降は国内需要が低下していくと予想されるため、これからは海外からの受注も積極的に行っていくことが重要と考えられています。大林組、鹿島建設、清水建設、五洋建設は海外市場を展開しているため、今後も動向が気になるゼネコンです。

まとめ

ここまで国内にあるゼネコンについてお伝えしてきました。ゼネコンには明確な定義はありませんが、売上高や企業規模でグループ化されています。

売上高だけ見ると十分規模の大きい企業ですが、スーパーゼネコンと準大手に属するゼネコンでは売上高に大きく差があります。

これから建設業界に就職しようと考えている方は、どんなゼネコンがあり、どう違うのかポイントを知っておきましょう。

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