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建設・建築・土木の違いとは?今さら聞けない基本知識を解説!

建設業界では、「建設」「建築」「土木」といった区別の難しい語句、分野があります。そこで、この記事では建設、建築、土木の違いを分かりやすく解説します。

建設は建築と土木の総称

まずは建設についてご説明します。

建設とは建築物や道路、橋、ダム、堤防など土木作業によって構造物をつくることです。つまり、建設には建築と土木の要素が含まれることになります。

なお、建設という用語は、江戸幕府が開国して明治時代になってから日本に入ってきたといわれています。

建築とは?

ここでは建築についてご説明します。

建築について、建築基準法をもとにすると「建築物の新築、増築、改築すること、または移転すること」となっています。

もう少し噛み砕くと、家やビル、マンションなど建物を土台から作り上げる、またその建物を建てる技術や技法が建築です。

建築の仕事内容

一言で建築といっても、さまざまな仕事内容があります。

・営業

発注者とのパイプをつくることが仕事です。発注者の要望を社内の担当者と連携して企画書や提案書を作成します。

・設計

構造設計、意匠設計、設備設計に分類されます。構造設計は建物に必要な強度を計算して設計、意匠設計は建物の外観や内部構造の設計、内装デザインを行います。

設備設計は電気や機械設備の設計を行います。設計職は建築士などの資格が必要ですが、設備設計はより専門知識が要求されます。

・施工管理

現場監督が主な仕事内容です。鉄筋工事や内装工事などの施工計画を作成して、現場では工程管理や品質管理を行います。そのため、深い建築の知識と技術が必要となる仕事です。

建築には以上のような仕事があり、ゼネコンだけではなく設計事務所やハウスメーカー、公務員などの就業先があります。

建築関係の資格

建築関係の資格には以下があります。

・建築士

建築物の設計などを行うための資格です。一級建築士、二級建築士、木造建築士の資格があり、どれも国家資格です。合格率は低めですが、木造建築士は比較的難易度が低いです。

・インテリアコーディネーター

証明や壁紙、キッチン設備といったインテリアに関してアドバイスができる資格です。建築士は建物の大枠を設計して、インテリアコーディネーターはさらに細かな住居空間を作り上げていきます。なお、インテリアコーディネーターは資格として存在しますが、取得せずに活動している場合もあります。

・CADオペレーター

コンピューターを使って建築用図面や設計図を作成する仕事です。建築士が作成したラフ案を詳しく、見やすくしていきます。

・建築施工管理技士

現場に出向いて工事の進行の指示や監督を行う仕事です。1級と2級の資格があり、1級建築施工管理技士のほうが管理できる現場の規模が大きくなります。

以上は代表的な建築関係の資格であり、ほかにも図面や模型の作成をする建築模型製作士、工事や内装を担当する大工や左官などがあります。

土木とは?

ここからは、土木に関してご説明します。

土木は土や木など、さまざまな材料を使って施設を作ることです。具体的には、土石や木材、鉄剤などの材料を用いて道路や鉄道、橋といった施設を作り上げます。

建築が建物を作ることに対して、土木は橋や道路などの施設を作ることを意味します。

土木の仕事内容

土木の仕事も建築と同様の職種があります。

営業、設計、測量、施工計画、安全管理などの仕事内容がありますが、工事の種類によって必要となる技能や仕事内容が変化します。

工事の事例で言うと、道路工事ならばすり減ったアスファルトを剥がしてから舗装をし直す工事、地中にある水道管などの交換作業、重機を使った掘削作業など多岐にわたる作業内容があります。

また、土木関係の就職先はゼネコンや公務員などとなっています。

土木関係の資格

以下で土木関連の資格をいくつかご紹介します。

・技術士(建設部門)

技術士は21の部門に分かれており、そのなかでも建設部門の技術士は土木工事や建設工事の管理に関わる仕事を行います。また、技術士が在籍すると公共工事の入札で加点されるため、受注のしやすさにつながります。

・土木施工管理技士

土木施工管理技士は1級と2級があり、1級は工事現場で監理技術者という責任者の仕事に就くことが可能です。2級は主任技術者という立場で施工計画の作成や工程管理、品質確保の体制整備などの指導監督業務を行います。

・コンクリート診断士

コンクリート診断士は、コンクリートの補強や補修、取り壊しなどの判断を行います。ほとんどの公共工事ではコンクリートが使われているため、有資格者を求める企業が増えています。

・測量士

測量士は工事の際の建物や土地の測量を行いますが、有資格者でなければ測量業務をおこなうことができません。そのため、継続的な需要があり安定した職種のひとつです。

以上のほかにも、コンクリート技士、技術士補、RCCMなどの資格も土木関連のものです。

建造という言葉もある

建設や土木のほかにも、建造という言葉をご存知でしょうか。

建造はビルや鉄塔、船舶といった大規模な構造物を作り上げることを意味します。用語の使い方としては「この建物はコンクリートで建造された」などのようになります。

建造は幅広い構造物について使われる言葉であり、建物だけではなく潜水艦や船舶などにも用いられることが特徴です。

建設、建築、土木の違いを把握して正しく使い分けよう

建設、建築、土木、さらに建造と混同しやすい用語があります。この記事では、それぞれの違いや仕事内容などをご説明しました。

それぞれの内容を把握して、業務などに活かしていただければと思います。

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