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鉄筋コンクリート⑩鉄筋の積算・施工図作成その2(S造編)

ベースの鉄筋を組み終わったら次に配筋するのは、柱の鉄筋になります。
ソフトの入力は前後してしまいますが、柱の積算・施工図作成方法を学んでいきましょう。

下かぶりに注意しよう(杭がある場合・杭がない場合)

杭がある場合は、杭頭から下かぶりを確保しなければならないので、杭頭が100mmある場合、100+70+ベースの鉄筋(13+13)=約200mmと設定します。杭がない場合は、一般的に70+13+13=約90mmと設定します。

柱主筋の継ぎ手の位置(鉄筋の継ぎ手)

一般に継手は構造上弱点となります。
継手位置は、断面力が大きく作用するような柱の基部や梁のスパン中央部に設けることは避けることや、同一断面に集めないこと等が原則です。
鉄筋の継ぎ手の種類は主に4種類あります。①重ね継手②ガス圧接継手③ねじ継手④圧着継手です。
柱の継ぎ手は、一般的には②ガス圧接継手になります。
柱の継ぎ手の位置は、基部から500mm且つ柱せいの1/4を離した部分に設けます。


以下のような柱リストを例として入力していきます。

はかま筋

はかま筋がある場合を見ていきましょう。はかま筋とは、フーチングの上部に配置するもので、90度のフックとアンカーがついたものが一般的です。設計者の判断で地震時に対応してはかま筋を設定します。

先ほど述べたダイヤ筋もありますね。
構造物の基礎がこのように逆Tの字になる理由は地盤の許容支持力を大きくさせるためです。
地盤の許容支持力を大きくさせることで、構造物の沈下を防ぐことができます。


一般的に、はかま筋は一本の鉄筋の両端にフックとアンカーをつけたものを使用します。
ただし、柱の鉄筋に干渉するはかつ筋は一本の鉄筋では組立ができません。
柱の主筋・せん断補強鉄筋(フープ筋)が邪魔で設置できないためです。
なので、柱に干渉する部分は、分割してはかま筋を作成することになります。

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