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型枠支保工①型枠支保工の設計

型枠支保工の設計の3ステップ

型枠支保工の設計は、以下の3ステップになります。

①設計荷重の算定
②単純モデル化
③応力・変位の照査

鉛直・水平荷重の算定

まずは、鉛直方向の荷重を算定しましょう。
鉛直方向の荷重には、死荷重(型枠・支保工,コンクリート,鉄筋,作業員,施工機械等)や作業荷重があります。

死荷重

作業荷重

次に、水平方向の荷重を算定しましょう。
地震,振動,衝撃等の荷重,型枠の傾斜等による水平方向の荷重を設定します。
一般には、設計鉛直荷重の 5%、 工場製作精度で組立てる場合は鉛直荷重の 2.5%に相当する水平荷重を支保工頂部に作用させます。
実際に、水平荷重が作用しない場合であっても、水平力に対する型枠支保工全体の安定性を考慮するために、水平方向の荷重を設定します。
この荷重を照査水平方向荷重といいます。

コンクリートの側圧の算定

使用材料,打込み速度,コンクリート温度等の条件によりコンクリートの側圧を設定します。
コンクリート側圧は型枠の設計において最も支配的となる荷重となります。
コンクリートの側圧に影響する要因は、以下の通りです。

①構造物条件 :部材の断面寸法(柱、壁)
②コンクリートの条件 :材料、配合、スランプ、凝結時間、コンクリート温度
③施工条件 :打上がり速度、締固め方法、再振動の有無
以上の要因に加えて、コンクリートの流動性(スランプ)に応じて側圧式を適切に選択する必要があります。

①高流動コンクリートの場合

②スランプが10cm程度の場合

以上の式に見られるように、コンクリートの側圧は、コンクリートの打ち込み高さ、打ち込み速度、コンクリート温度に影響を大きく受けます。

単純モデル化
荷重を設定した後、構造を理解したうえで可能な限り単純化したモデル(単純梁)を作成します。

変位の照査
発生断面力や発生変位が各部材の材料の応力や変位の許容値以内になるかどうかを照査します。

部材の許容応力度

木材の許容応力度

鋼材の許容応力度

許容たわみ

型枠の許容たわみ量は、通常 2~3mm、外観が目立つ部分では 1~2mm 以内とします。

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