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鋼材①鋼材の特徴

鋼材の長所

・鋼材は、コンクリートのように、水、セメント、砂利、砂を混合してできる作る材料と比べ、品質が安定しており、強度も安定している。
・強度が出るまでの養生期間が不要であるので、施工後ただちに供用が可能。
・単位面積当たりの強度も大きいので部材断面が小さくでき、軽量な構造物となる。
・鋼材は伸び能力に富んだ材料であるため。破断するまでに非常に大きな伸びを期待することができる。構造物に過大な外力が作用しても、構造物全体の急激な崩壊を免れる場合もある。

鋼材の短所

・腐食を起こすので塗装などを定期的に行う必要があり、維持管理費がかさむ。(価格が高い)
・火災などの熱に対し部材の変質が起こりやすい。

鋼材の強度

鋼材には、鋼板、鋼管、鋼矢板、形鋼、鉄筋、ワイヤーケーブルなどがあります。
それらの形状、力学特性、化学成分などは JIS で規定されている。鋼材の記号で SS400、SM490 等の表示があります。
この記号は鋼材の JIS 規格による呼び名であり、英字は鋼材の種類を表すものです。

SS:一般構造用圧延鋼材
SM:溶接構造用圧延鋼材
STK :鋼管
SY:鋼矢板
SKK:鋼管ぐい
SKY:鋼管矢板
SD:異形鉄筋

鋼材の記号のうち、数字の部分は引張強さを表します。(SS400、SM490 など)
ただし、鋼矢板と鉄筋に限っては、降伏点を表すことに注意しましょう。(鉄筋:SD295、SD345 など)

鋼材の引張強さとは、応力-ひずみ曲線で応力が最大となる点のことです。
応力σとは、荷重 P を公称断面積 A で除したものです。
ひずみとは、元々の長さから伸びた(縮んだ)長さを元々の長さで除したもののことです。

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