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鉄筋コンクリート⑦部材設計の基本その3

曲げ応力とせん断応力に対する設計

部材は、荷重が作用すれば曲げモーメントとせん断力を受けます。その応力に対しての体力は部材ごとに決定しているので、どちらか小さい方の耐力で破壊することになります。
つまり、部材によって、曲げ破壊するのか、せん断破壊するのかが決まります。

曲げ破壊する部材は、鉄筋が降伏しながら変形するので、急激に耐力を失うことはありません。
一方で、せん断破壊を起こす部材は、急激に耐力が低下するので非常に危険です。
したがって、鉄筋コンクリート部材は通常、曲げ引張破壊型になるように設計されています。
曲げ引張破壊型にするには、せん断耐力>曲げ耐力とする必要があります。

曲げ応力補強とせん断応力補強

鉄筋コンクリート部材に曲げ応力が作用した場合、鉄筋は引張力を受け持ち、コンクリートは、圧縮力を受け持ちます。
この時、引張力を負担するために配置される鉄筋が「主筋」となります。
「配力筋」は、主筋に直行し、応力の伝達をスムーズにする役割を果たしています。
「せん断補強鉄筋」は、せん断力の作用に伴う斜めひび割れの進展を抑制するものです。急激な部材の耐力の低下を防ぐ役割を担っています。

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