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鉄筋コンクリート④コンクリートの設計基準強度

コンクリートの設計基準強度

コンクリート構造物を設計する際には「設計基準強度」を設定する必要があります。これは仕様書や設計要領で、構造物の種類や部位ごとに設定されています。
設計基準強度は、設計上考慮している最低限の強度であり、これを上回る強度を保証できる材料を使用しなければなりません。
JISで規定された呼び強度とは、コンクリートの管理材齢における強度がそれを超過することを保証するものであり、通常の工事では、設計基準強度と呼び強度が同じものを選べば良いことになります。
ただし、場所打ち杭などのように「地下水位以下」の環境に打設するような場合、「水中施工」という扱いになります。このような場合は、単位水量の増加による強度の低下を懸念し、呼び強度が設計基準強度より高い材料を使うように指定されています。

水中施工の場合のコンクリートの呼び強度と設計基準強度の関係(道路橋示方書Ⅳ下部構造編)

呼び強度は,コンクリート打設後の材齢に発現する強度のことです。指定が無ければ、材齢は一般的に28日となります。
強度は、圧縮強度試験で測定します。

参考:一般財団法人建材試験センター コンクリートの圧縮強度試験

コンクリートの許容応力度は、設計基準強度ごとに定められており、許容圧縮応力度は、設計基準強度の1/3です。

コンクリートの許容応力度(N/mm2)(道路橋示方書Ⅳ下部構造編)

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