学習コラム記事一覧へ

鉄筋業界の将来性はあるのか

様々な建築現場で必要とされる鉄筋工事ですが、これからの鉄筋業界の未来は果たして明るいのでしょうか。

もしこれから就職活動や転職活動をするなら、鉄筋業界の将来性があるのかどうかは知っておきたいところでしょう。

興味があっても、将来リスクが伴ってくるなら考えを変える人も出てくるかもしれません。

この記事では、将来性があると言われる意見、ないと言われる意見の両方を掘り下げて理由を見ていきます。

鉄筋業界に将来性があると言われる理由

ではまず、鉄筋業界に将来性があると言われている意見からご紹介します。

鉄筋業界をポジティブに見つめ、明るい面があることを理解すれば知らなかった一面が見えて来るかもしれません。

鉄筋コンクリート造の需要がなくなることはない

鉄筋業界の未来が明るいとされている一番の理由は、鉄筋コンクリート造の需要はこれからもなくなることがないからです。

ニーズは極めて高いと言える業界で、アパートやマンションはもちろん、オリンピックなどの大きなイベントがある場合には一気に需要が増えます。

鉄筋コンクリート造の建物は高い強度を誇るため、鉄筋以外の素材が使われるようになるとは考えにくいことも、鉄筋業界に将来性があると判断される理由です。

活躍できるフィールドが広い

また、鉄筋工が活躍できるフィールドが広いことも、鉄筋業界の未来を明るく照らしています。

現場となるのは建築現場だと思われがちですが、トンネルや高速道路などの土木建築物も鉄筋工の活躍の場です。

移動手段は必要ですし、これからもより発展していく都市を作るには土木建築物の需要も減るとは考えにくいでしょう。

高齢化により若手の募集が多くなる

鉄筋業界は高齢化が進んでおり、今のところ若手が少ない状態が続いています。

今はまだその原因となっている労働環境の是正をしている最中ですが、これが改善されていけば鉄筋業界の将来性が見えてきます。

週休2日制や残業のないホワイト企業が増えていけば新卒採用の機会も大幅に増えるでしょうし、今後需要がなくならないなら安定した職業として定着する可能性も見えてきます。

鉄筋業界に将来性がないと言われる理由

それでは、次は今まで見てきたものとは逆に、鉄筋業界に将来性はないという意見とその理由について見ていきましょう。

良い面だけでなく悪い面も見て鉄筋業界について考えられれば、就職をする際に適切な判断ができるはずです。

より良い労働環境を求める若者を獲得できない

お金がなければ生活ができない、ということは働かなくてはいけない、であればできるだけ楽をしたい。このように思う人は少なくありません。

人はどうせ働くのであればより良い労働環境を選ぶでしょう。しかし、今現在の鉄筋業界はまだまだ労働環境の改善途中にあります。

もっと遠くの未来を見れば鉄筋業界の労働環境も改善されているのかもしれませんが、今まで長い間ずっと休みが取れず、労働時間が長い状態が続いてきたのも事実です。

もちろん鉄筋業界すべてがそうではありませんが、他の業界に比べてこの傾向は強いものです。

今すぐに直せないため時間がかかると考えられ、その間若者の応募が少なくなることを予想するとまだまだ後継者を獲得し育てるのは難しいとも言えます。

女性が参入しづらい

これからの時代、労働力として女性の活躍がなければ日本社会は衰退していくと言われています。少子高齢化社会になり労働人口が劇的に減るなら、どの業界にも人手不足の波が襲ってきます。

この時に女性が参入しやすい業界は生き残り、そうでない業界は衰退すると考えられているのです。

鉄筋業界は女性が働きやすいかというと、現状YESとは言えません。結婚をしても子どもができても働き続けやすい職場は他にあるので、どうしてもそちらへ流れて行ってしまいます。

また、労働時間が長い、力仕事でついていけないなどのイメージが先行してしまっていることもあり、よほど興味がありやりたい仕事でなければ避けられている状態です。

まとめ

鉄筋業界の将来性の有無について、色々な角度からの意見がありました。

未来が明るいとする意見の中でも注目すべきは鉄筋工事の需要はなくならないというものです。

一方、将来性がないとする意見では、今から労働環境の是正を行うのは難しいということから若者や女性を獲得できず、結果後が続かないというものがありました。

これら両方の意見を踏まえて今後の鉄筋業界を見据えていく必要があるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です